LCCって安全なの?

 

LCCは徹底したコスト管理で格安運賃を実現

格安航空会社のLCC(ローコストキャリア)は、国内では2012年にスタートしました。効率的な運行により格安の運賃を実現し、それまで大手航空会社の寡占状態だった航空業界に一石を投じたのです。安さの秘密は徹底したコスト管理にあります。理由のひとつが使用する機体です。大手航空会社では様々なタイプの期待を揃えていますがLCCはあえて1機種に絞ることでコストを抑えています。飛行機は機種によって必要な操縦免許も違ってきますが、1機種であれば操縦士や整備士の養成時間を短縮し、費用の削減にもつながるというわけです。また、大手航空会社では機内食や毛布の貸し出しなどの無料で受けられる機内サービスが充実していますが、サービスを提供する客室乗務員を多数配置しなければならず、その分の経費は運賃上乗せされています。

安全対策は大手と同じ国の基準をクリア

LCCはこうしたサービスを有料にすることで、基本運賃を抑えています。このように徹底したコストダウンを図っているLCCですが、安全性については「きちんと整備しているの?」「安全対策は大丈夫なの?」と不安を持つ人もいるようです。LCCといえども整備面では国の厳しい審査基準をクリアしており、大手と同水準の安全性を確保しています。また、事故が発生してしまうと会社の存続すら脅かすような事態になりますので、安全管理には特に力を注いでいるというのが実情です。LCCはシート間隔が狭い、空港のカウンターが少ないなどやや不便な面もありますが、それさえ我慢できれば格安の運賃で利用できるメリットは非常に大きいものがあります。